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2018年09月04日
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ビタミンB群として、葉酸は水溶性なのでどうしても水に
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ビタミンB群として、葉酸は水溶性なのでどうしても水に溶けやすいのです。
そして、熱に弱いのも特長なので調理の時、水の中で長時間加熱すると摂取量が半減することもあるくらいです。
けれども、生の食材を大量に食べるのは実際にはとても無理です。
そう考えていくと、調理する上で長い時間ゆでずに、湯通しで済ませるなど考えていくことが葉酸を効率よく摂る上で重要なポイントでしょう。
食事からの摂取だけでは、どうしても不足しがちな葉酸は、足りない分はサプリなどを飲み、所要量を摂っていくのがおすすめです。
それから、妊婦さんや母乳を飲ませているお母さんなど通常の倍近い葉酸の摂取を要求されている中でも食事から摂れる葉酸だけではなかなか必要な分だけ摂れないとき、またはかなり悪性の貧血を改善するために鉄分とともに、良質の赤血球を増やす目的で筋肉注射で補給することもあります。
待ちに待った子供がお腹にいるとわかってから、妊婦に必要なことをできるだけやってみました。
とりわけ妊娠初期は注意しなさいと母も医師も同じことを言っていたからです。
インターネットでも、雑誌の記事でも妊娠初期から葉酸を多く摂らなければならないと書かれていたので、すぐに葉酸サプリメントを買いに行きました。
つわりがひどいときにはほとんど食事がとれませんでしたが、サプリは栄養補助食品で、薬とは違うので空腹でも飲めたのがありがたかったです。
妊娠した女性は、葉酸をしっかり摂らなければならないと誰でも知っていますが、実は、妊娠前から葉酸を摂れば、精子と卵子が出会い、受精する確率と、受精卵が着床する確率が上がることも事実なのです。
受精してから完全に着床するまでには活発な細胞分裂を行わなければならないので、葉酸が大量に使われます。
ということは、妊娠の成立にも葉酸は必要になりますし、もちろん胎児の発育にとっても絶対欠かせない栄養素なので、妊娠前から出産後までの摂取が大事になってくるのです。
不足がちなので、意識して摂りましょうといわれる葉酸は、水溶性で身体に蓄積されにくいのなら、いくら摂っても良いと単純に考える方ももしかしたらいるのではないでしょうか。
所要量を大幅に超える葉酸を摂り続けると思わぬ落とし穴があります。
大抵は一時的な発熱やじんましんなどの症状ですが、人によっては呼吸障害を起こすケースもあるのです。
成人の場合、1日あたり1000μgが葉酸摂取の上限なので、それ以上摂らないように加減しましょう。
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